包茎の種類の見分け方
包茎にはいくつか種類があり、深刻さも大きく異なります。
主に3種類があって、仮性包茎、真性包茎、カントン包茎と呼ばれているのです。
それぞれ症状が異なり治療方法も異なるので、自分がどの包茎に該当しているかを知ることから始めましょう。
どの包茎に該当するか見分ける方法や自分で判断する方法をまとめたので紹介します。
また、真性包茎の場合は保険が適応になるのでその点も見てみましょう。
包茎の見分け方
包茎の見分け方は、実は非常に簡単です。
まず、手で皮をペニスの根元へ引っ張ってみてください。
この時に、痛みや強い抵抗が無く亀頭を露出させられるなら仮性包茎です。
手を離すとゆっくりと皮が戻って行き、亀頭を覆い隠してしまうのが特徴だと言えます。
それから、勃起時に亀頭が露出するケースも仮性包茎に分類されるので覚えておきましょう。
日本人に最も多い包茎がこのタイプなので、大抵の人が仮性包茎に分類されます。
次に、手で皮を引っ張っても亀頭がまったく露出しない、あるいは強い痛みがある場合は真性包茎です。
皮を剥くのに痛みが発生するなら、無理にいじらずに治療を受ける方が良いでしょう。
真性包茎は皮とペニス部分が、恥垢や皮脂で癒着した状態になっているケースがあります。
無理に剥がそうとするとペニスを傷付けてしまい、雑菌が入り感染症を引き起こすことがあるのです。
悪臭がするのも特徴の1つなので判断基準の1つにしてみてください。
最後のカントン包茎は亀頭が露出するものの、包皮口が小さくてペニスが締め付けられてしまう状態です。
亀頭が露出しているから包茎では無いと思いがちですが、実は最も深刻な包茎だと言えます。
元々、包皮口が小さいので亀頭の裏側を強く締め付けている状態です。悪化するとペニスの先が壊死する危険性があります。
カントン包茎は保険適応で手術を受けることが可能なので、最寄りのクリニックへ相談してみましょう。
真性包茎かカントン包茎なら健康保険の対象になる
真性包茎とカントン包茎に関しては国が病気だと指定しています。
そのため、真性包茎とカントン包茎の治療は健康保険の対象になるのです。
つまり、自費負担は3割で済むので、10万の治療費であれば3万円で済むでしょう。
ちなみに、これらの包茎手術は自費治療と保険治療の2種類があります。
保険治療のケースは健康保険が適用されるので3割負担で済みますが、自費治療は全額が自己負担なのです。
この自費治療と保険治療の違いは、治療方法によります。
すごく簡単にまとめてしまうと、自費治療は傷跡が目立たないように徹底したサービスを行うイメージです。
一方の保険治療は包茎を治療する最低限のことだけを行い、見た目などにはあまり配慮していません。
こうした違いがあるので、何も考えずに安くなる保険治療を選んでしまうと後で後悔する恐れがあります。
治療内容や違いを理解して、適切な包茎治療を受けるようにしましょう。